乙訓寺(おとくにてら) 京都府長岡京市今里

  • HOME
  • ブログ
  • 乙訓寺(おとくにてら) 京都府長岡京市今里

長岡京にある、乙訓寺に来ました。

 

 

 

創建の時期はさだかではありませんが、

寺伝によれば聖徳太子が開基したといわれています。

 

 

 

 

弘法大師(空海くうかい)が親しんだ寺と言われています。

中国からの教えを日本に取り入れた人物です。

 

 

 

 

 

 

文献に乙訓寺の名前が現れるのは、

藤原種継暗殺事件の罪で早良(さわら)親王を

閉じ込めた時の延暦十年(791年)です。

早良親王は光仁天皇の皇子でありますが

皇位継承はしていなので歴代の天皇には数えられていません。

 

 

 

 

 

その後、弘仁二年(811年)に中国の唐から帰ってきた空海が

当寺を統括することになり、

しばらくの間在職しました。

 

 

春には、ボタンの花が満開で見ごたえマックスです。

 

 

宇多天皇の時に、一時的な天皇の宮殿とされたので、

法皇寺ともいいます。

 

 

 

 

大師堂は元禄八年(1695年)頃に、

江戸時代五代将軍綱吉の母である桂昌院が

再興され建てられました。

 

 

 

こちらのモチノキ(クロガネモチ)は樹齢500年です。

5月中旬から6月にかけて花を咲かせます。

ボタンの花と連続で楽しめますね。

 

 

 

裏門。

東門と南門から当寺に入れます。

 

 

 

表門のとなりに、西向寺があります。

本山は光明寺です。

伏見区羽束師にも同じ名前の寺があります。

西向寺 伏見区 羽束師 

 

JR長岡京や長岡天満宮からは少し離れていますが、
道中にラーメン屋もありますし、エナジーは確保できます。
車でならスイスイです。

駐車場もありますよ。