本教寺 京都伏見 大手筋商店街

京都伏見区にある本教寺に来ました。

 

山号は「福昌山」

日蓮宗本法寺派です。

京都市上京区にある本法寺が本山です。

 

 

 

 

大手杉商店街のほぼ中ほどの南側にあります。

商店街も楽しいのでつい通り過ぎてしまいそうですが、

本堂まで入ると豪華で見ごたえがあります。

 

 

 

享保十四年(1729年)に近衛関白家(このえかんぱくけ)

の堀川御殿をこちらに移しました。

近衛家は平安時代に名をとどろかせたそうです。

本教寺が豪華なのはそのためです。

 

 

屋根は桃山風の千鳥破風(ちどりはふ)になっており

広縁のまわりの欄干は細く華奢です。

千鳥破風とは屋根の途中で突き出して作る三角形の部分です。

あると豪華になってカッコ良いですね。

 

吉村造園特攻隊長Tさんは、

瓦にも精通してるのでもっと詳しい話をしてくれます。

 

 

本教寺は文禄三年(1594年)

室町時代中期の日受上人(にちじゅじょうにん)

によって創建されました。

 

 

現在の場所に移されたのは、慶長十九年(1614年)です。

徳川家康の息女が嫁入りの後に、館を寺社に移して今の位置にあります。

 

伏見城から移植したボタンの花が、見ごたえがあるとのことです。

春にまた来たいですね。