久我神社 唐臼のたたり 京都伏見久我

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京都伏見区久我にある、久我神社に来ました。

前回も訪れましたが、少し気になることがあってまた来ました。

久我神社(こがじんじゃ) 京都伏見 

境内の片隅に、唐臼が二つあります。

唐臼は木槌で穀物の殻を剥くためや、餅つきをする時に使うくぼみがある石です。

石臼という言い方が一般的です。

久我神社にある唐臼は、中国由来の古いものです。

この臼にはたたりがあると言われています。

昔、家に苦労して持ち帰った人がの庭に飾りました。

庭の樹木にも程よく調和して、水で手洗いすると綺麗な輝きがあったそうです。

ところが使用してから、今まで病気しなかった家族が次々と倒れだし、

不幸が連続しました。

 

これは神のたたりだ!と主人は怖くなって、石を綺麗にして元の場所に運んで戻しました。

 

その後、しばらく石は行方不明となりますが、

明治三十九年に神社西方の溝から見つけ出されました。

こちらがその唐臼です。

境内に記念牌を建てて永久保存されることになりました。

 

神社仏閣は、詳しい話が分かると楽しいですね。 これからも勉強したいと思います。